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かき氷の幅広い可能性がつまった進化型かき氷…あなたはどれを選びますか?

かき氷の幅広い可能性がつまった進化型かき氷…あなたはどれを選びますか?
年々増え続ける進化型かき氷ですが、あらゆるものを氷と組み合わせて、次はどんな驚きのレシピで私たちを楽しませてくれるのかワクワクしますね。
今人気の進化型かき氷をまとめましたので、まだ試したことがないという方はぜひ一度ご賞味ください。
普段あまり食べないという方も、かき氷にハマるきっかけになるかもしれませんね。

可愛くて映えるかき氷。

可愛くて映えるかき氷。
白クマや犬といったような動物モチーフの可愛いかき氷があります。
耳や顔をクッキーやチョコペンで表現されていて、どこを食べても美味しいです。
また、カラフルなラムネやキラキラしたキャンディーを上からまぶしたものや、カットしたフルーツを花びらのように氷の表面に並べたようなものまで・・・
食べるのが勿体なくなってしまうような、思わず写真に収めたくなるような華やかな見た目のかき氷が、女性や子供に喜ばれています。
スイーツは目でも楽しむものですから、味だけでなく最初の印象も大切ですよね。

人気のエスプーマかき氷。

天然氷の価値
エスプーマとはスペイン語で「泡」を意味し、食材やソースに亜酸化窒素ガスを添加してムース状泡状にしたもののことです。
最近は日本でもラーメンスープやチーズフォンデュ、そしてかき氷にも使用されています。
下北沢にあるお店がエスプーマかき氷の発祥の店と言われていて、それまでもエスプーマがのったかき氷はありましたが、氷全面を泡が覆っているものはそのお店が初めてでした。
エスプーマは、例えばクリームのように氷が潰れたり溶けたりして見た目が悪くなってしまうことが無く、クリームより食感が軽くて上のトッピングが沈んだりすることが無いので、最後まで美味しく、そして美しいビジュアルを保つことが出来るのが特徴です。
その為、パフェのように様々なものを盛り付けたタイプのかき氷が多い傾向にあります。

まるでパフェのようなかき氷。

天然氷とは
氷とシロップだけでなく、シャーベットやナタデココ、アイスクリームや生クリーム、チョコレートといった様々なパーツを使って氷の中で層にしたタイプのかき氷があり、パフェとかき氷を融合した“パフェ氷”というものがトレンドです。
例えば、旬のフルーツをメインとして、果肉の他にそのフルーツを使ったアイスやシロップ、そしてフルーツに合うチーズクリームやジュレ、ゼリーを使ったりして、色々なものをトッピングしながらも統一感をしっかりと保って大人向けに上品な仕上がりとなっています。
高級店では国産スイカ、湘南ゴールドといったブランド力のあるフルーツを贅沢に使っているので、見た目だけでなく味も申し分ありません。

ケーキのようなかき氷。

純氷とは
かき氷にトッピングでクリームやスポンジケーキが使われることは、今となってはそこまで珍しいことではないかもしれませんが、見た目がまるでケーキそのもののような、変わったかき氷を見たことはありますか?
直径12センチものホールケーキの形をしたかき氷があり、とても芸術的です。
そのお店では季節ごとの食材を使ったホールケーキ型かき氷が登場し、全体が生クリームで覆われているので見た目は完全にケーキです。
しかし、フォークの代わりにいざスプーンを入れてみると、中から濃厚なフルーツシロップが染みこんだ氷と瑞々しいフルーツ、そしてナッツやクリスタルゼリーが入り込んでいて、まさに冷たいケーキです。
ケーキもかき氷も大好きという方はハマること間違いありません。

焼き氷って何?

純氷の特徴と美味しさ
某ドラマでも登場して話題となった焼き氷は、明治時代の喫茶店で提供されていたとされる幻のメニューです。
明治時代後期頃から東京や大阪などで食べられるようになったそうですが、実は当時のレシピが残されておらず、名前以外の材料や製法などは不明でした。
しかし、初代通天閣関連の写真集に残されていた喫茶店の看板に「焼氷」の文字があったことから、通天閣100周年記念として「平成の焼氷」の提供が始まったのです。
かき氷が焦げた状態を表現するために、カラメルソースを焦がしたのがその時の焼き氷です。
今では他にも氷をメレンゲで覆って上からバーナーで炙るものや、ラム酒を氷にかけてフランベするものまで、お店によって“焼き”の表現方法は様々です。

おかず系かき氷。

2つを選べるかき氷店
従来のかき氷は氷に甘いシロップをかけて食べるスイーツとして親しまれていますが、おかず系かき氷と言うのは、野菜やお肉や惣菜などがトッピングされ、それに合わせて塩や醤油、コショウなどを使ったシロップや香辛料をかけて食べるものです。
元々料理を提供しているお店で考案され、夏限定のデザートのような形で提供されているところが多いです。
自家製ミルクにイチゴソースやレアチーズ、生クリームをのせた氷に、自家製赤じそソースをかけた甘じょっぱいものや、チーズミルクのシロップをかけた氷に、煮つけた肉じゃがから肉を抜いてマッシュしてペースト状にしたものを盛り付け、上から肉そぼろやパイをトッピングしたものなど・・・
斬新なメニューがあってとても面白いです。

ラッシー風かき氷。

頭がキーンとならない理由
ラッシーは本場インドではカレーに欠かせない定番ドリンクとして愛され、カレー屋さん等で飲んだことがある方も多いのではないでしょうか。
基本はヨーグルトと水で作られていて、お店によって日本人好みのラッシーにするためにヨーグルトと牛乳で作ることもあります。
そんなラッシーとかき氷を融合させた“かき氷ラッシー”があります。
パションフルーツとヨーグルト、そしてトッピングにパッションフルーツのソースを使って、氷と一緒にスプーンですくいながら食べていきます。
混ぜても美味しいですし、溶けたらラッシー同様に飲むことも出来ます。
ヨーグルトの優しい甘さが、夏バテの体に染みわたりますよ。

スノードーム型のかき氷。

天然氷と純氷どちらが人気
スノードームケーキとかき氷を合わせたものがあります。
主にホテルで提供されているもので、ゆったりとした開放感も抜群のラウンジで、インテリアや空間を楽しみながら優雅な気分で味わうことが出来ます。
毎年ラインナップに変更がありますが、メロンとマスカットゼリー、そしてメロンのグラニテをミルク味のふわふわかき氷と合わせ、そこにキャラメリゼしたパイなどをのせてサクサクとふわふわの2つの食感が楽しめるものが人気でした。
また、ゴロゴロとトッピングされたマロングラッセと和栗のクリームで覆われたスノードームケーキは、中にミルクとカシスの二色の氷があり、濃厚な和栗の香りとカシスの甘酸っぱさが溶け合ってまさに夏モンブランという内容でした。
焼きメレンゲとフィアンテーヌのサクサクとした食感もあり、最後まで飽きずに食べることが出来ます・
運ばれてきた瞬間に心が躍るような感覚は、スイーツ好きの方なら共感していただけると思います。

器にもこだわりがあるかき氷。

天然氷と純氷の値段の差

和をテーマにしたお店では、白山陶器のような重厚感のある和食器を使用してお店の雰囲気を統一しています。
また、老舗のカフェでは、廣田ガラスのような伝統工芸の技が光る、レトロさがありつつも可愛らしいデザインの食器を使用して、どこか懐かしいような雰囲気を演出してくれています。
食器一つひとつにもオーナーのこだわりがたくさん詰まっていますので、注目して見ていただくとより一層お店の世界観が感じられて、楽しめると思います。
素敵な器に盛られているだけで、何倍もかき氷が美味しく感じられますね。

スイーツ界も流行が早く、今進化型と呼ばれているかき氷も、あっという間に次のステージへ進んで行ってしまいます。
限定品も多いので、珍しいものを見つけた際には迷わずチャレンジしてみてください。